持続可能なシステムデッキの開発

 

 当記事はへくとぱ氏(@3422project)の

ふるよにAdventCalendar2022(https://adventar.org/calendars/7353)に参加しています。

 

【前置き】

 こんにちはあかです。

 

みなさん、最近流行りのSDGsなるものをご存じでしょうか。よく聞く国連が決めたやつではなく桜降る代のSDGsです。

詳しくはこちら

 

 詳細を省いて簡単に言うと

眼前構築は家でやれば無限時間ある。(byガ〇タム)

これが真理です。

 今日は12/22、藤井システム第一号局が指された日ということで(?)今まで作った中で最もシステム化できているデッキを紹介しようと思います。

 システムと何度も言っていますが個人的にシステムデッキというのは大きく分けて2通りあると考えています

・大まかな方針があり、それを守っていれば勝てるというもの

・何ターン目までどうするか完璧に手順を決めてあるもの

当ブログで紹介したものだと前者が恐怖傘(八重桜を開けてビームを打ちながら逃げていればカムヰは禁忌死する)、後者が銃枢(妨害がなければ7ターン目には絶対に勝つ)でしょうか。

 もちろん作れるのであれば後者の方がプレイとしては楽です。しかし相手の予想外の行動、妨害札によって壊れやすいという欠点があります。今回紹介するデッキは前者ですが、対面によって構築を変えられる、アドリブはありますがそれで修正可能という点で自慢のデッキです。

 では前置きが長くなりましたがさらにデッキができた経緯へ。読み飛ばして頂いて構いません。

【デッキ作成経緯】

時は2021年春。季節戦。

2021年春ノ陣、季節戦参戦メガミ

ユリナ、サイネ、ヒミカ、ユキヒ、シンラ、サリヤ、ヤツハ

 

 パッと見て一番強そうな組み合わせは刀騎でした。高火力、デッキの幅、どれをとってもトップクラスです。時点で刀鏡でしょうか。

 しかし一度は違う組み合わせを使ってみたくなるのが人情というもの。僕が最初に握った組み合わせは薙騎でした。そしてデッキを考えてみると思った以上に構築の幅があり、刀騎にはなんとか有利が取れそうだということがわかりました。

 ここである閃きが。

 季節戦って21通りしか組み合わせないんだから全対面の構築考えておけばいいんじゃね???

季節戦って21通りしかないねん

 というわけで持続可能なシステムデッキの開発が始まりました。

 最初にできたデッキがこちら。八割くらいの対面にはこれでいいです。

①音無パタパタ(無限音無)

 

  • 【マリガン】

 1巡目ボトムに薙切り 八方振り  Burning Steam 無音壁を入れます。ボトムでその攻撃札3枚を振って相手の攻撃はできるだけオーラと音無で受けましょう。無音壁は2巡目トップに持ち越しです。

  • 【ゲームプラン】

 音無砕氷というカードには

・攻撃のダメージを軽減する

・1/1が飛ぶ

以外に

・ダストが3つ出る

という隠されたテキストがあります。

 再構成して2巡目トップ無音壁を先ほど出たダスト含めてオーラを1残して貼り、音無砕氷を再起させます。大抵の相手はこれで「俺の一巡目の攻撃を返せ」と台パンします。

 あとは無音壁の位置を考えながら適宜音無砕氷を再起させます。攻撃面ではサリヤの騎動のおかげでサイネの攻撃間合へ行きやすく、また纏うAPが残ることも嬉しいです。あとは適当に攻撃を振りながら燃焼してJulia's Black Boxを開け、NAGA(場合によっては他の変型先も考えますが9割方)でフレアを溶かして蓋をしてTurbo Switchと音無砕氷とOmega Burstを構えてGGです。

ね?簡単でしょう?

 

というわけで単に赤札で殴ってくる相手にはだいたい勝てるシステムができました。

 無音壁を割れるわらべ唄とかいうカードを持っているメガミのことは忘れましょう。

 赤札で殴ってくる普通の相手ならこれで勝ちです。しかし当時季節戦には傘書という謎生物がいました。

 このデッキは燃料を回復するカードが切札にしかないため、時間がかかると息切れして終わってしまいます。

 そこで考えたのが下のデッキです。

②フルアタ薙騎(VS書を想定)

(当時は薙切りは反論や引用の的になるだけだと考え見切りなどを入れていました。)

  • 【マリガン】

1-2ターン目にStunt

3ターン目に薙切り 八方振り Alpha Edge Burning Steam を振れるようにします。

  • 【ゲームプラン】

 ゲーム展開として気をつけることは、

・Roaringは完全論破されたくないのでJulia's Black Boxを開けるまで打たない

・フレアが足りなくなるのでStuntはできる限り使う

 2巡目以降

 決してRoaringを使わずにグダグダしながら燃焼してYAKSHAになります。普通のシンラはそこまでゲーム展開の早いメガミではありません。Burning SteamとWeaving Edgeだけで燃焼しながら点を取りましょう。

 そして変型した後にゆっくりと集中2を払って燃料を3回復。

 普通のゲームではやらない方がよいですが、このデッキかつシンラ対面ではRoaringは燃料3回復のカードとしてしか使用しないということを覚えてください。

 燃料と集中、手札が揃ったらBeta Edge(間合2→3) AlphaEdge 八相石突(間合3→4)  律動弧戟 Beta Edge間合(4→5) Alpha Edge 八相八方でワンショットを狙います。

 手札に石突と八方振りがあるだけでこのように5オーラ6点がとれるのです。

 石突はBurning Steamでもよいですし先程の2枚に加えてBurning Steamが引けていると先程の間合5の後Burning Steam(間合5→4) 余った手札でBeta Edgeでさらに2点増えますね。

 律動弧戟がオーラ=ライフであるサイネ算を起こしてくれるため、Alpha Edgeも実質1点換算してくれるのが魅力です。

 面倒ですが森羅判証が開いて2点回復されてもワンショットできるためまだやれます。

 

【最後に】

 少なくとも全対面に対してどこまで有利かはともかくこちらだけ事前準備をすることができました。これだけでもだいぶ気持ちとしては楽になります。

 そして今回サリヤの騎動、サイネの八相火力のかみ合いがありましたが、今回紹介した無限音無やYAKSHA+相方の大型切り札での連撃デッキはメガミ単体でも可能なので他の組み合わせにも応用がききます。

 みなさん活用してみてください。

 

ではみなさんよきSDGsを~!

 

画像は下記よりお借りしています。

ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME

URL: https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.htm

 

 

 

 

 

 

後日談というか今回のオチ。

 季節戦はなくなってしまったのでこれをお披露目する機会はありませんでした。

 おしまい。